・勃起の仕組み
勃起はシンプルに「脳→神経→血流→海綿体」の連携で起こります。具体的に解説しますね。
1.脳の興奮
性的な刺激が視覚、聴覚、触覚、想像などから引き起こされます。脳が興奮状態になると「ドーパミン」や「セロトニン」といった神経伝達物質が分泌され、勃起のスイッチが入ります。
2.神経系の指令
脳の興奮状態が神経を通じて陰茎へ指令を送ります。特に「副交感神経」が活発になり、陰茎周辺の血管を広げる準備が始まります。この神経伝達がなければ勃起は起こりません。
3.血流増加（一酸化窒素の分泌）
神経の指令によって、陰茎の血管から「一酸化窒素（NO）」が分泌されます。NOは血管平滑筋を緩めて血管を広げる働きがあり、動脈から一気に血液が流れ込みます。NOが不足すると血流が悪くなり、勃起しづらくなります。
4.海綿体の膨張
血液が陰茎内の「海綿体」というスポンジ状の組織に流れ込み、海綿体が膨張して硬くなります。同時に海綿体周辺の静脈が圧迫され、血液が外へ流れにくくなり、勃起が維持される仕組みです。
まとめ
勃起は「脳の興奮→神経の指令→NO分泌→血流増加→海綿体の膨張」の流れで起こります。脳、神経、血管、ホルモンが連携して働くことで勃起が成り立ち、これらの機能がうまくいかないとED（勃起不全）の原因になります。
アニメで学ぼうシリーズ♫
【第１話】射精の仕組み
【第２話】早漏の仕組み
【第３話】EDの仕組み
【第４話】賢者タイムの仕組み
【第５話】遅漏の仕組み
※当チャンネルは「性的満足を目的とした内容」ではありません。「性的な教育やノウハウ」について分かりやすく学べる動画内容となってます。